遅まきながらようやくクイーンの大ヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」をみた。
金曜ロードショーで地上波での放送。
アマゾンプライムにもあったので、これまでにみようと思えばみれたのだが、何故か謎のやせ我慢?大会みたく「いっそ地上波放送まで待つか」と内心思っていたのでこんなに遅くなった。
大ヒットしてるし、ストーリーについては大方皆さん既にご存知だろうし、バンド史と時間系列が違う部分や表現もあるが、これは音楽映画として本当に良く出来た作品だった。クイーンをろくに知らなくても、或いは全く知らなくても(むしろ、知らないほうが)映画として見るものは惹きつけられるかも知れない。
私個人の感想としては、とあるワンシーンJOURNEYに重ねてしまったことで随分と考えさせられてしまった。
そのワンシーンとは、フレディマーキュリーが破格のギャラを呈示され気持ちが揺らぎ、ソロ転向をバンドに伝えてバンドが休止になる…のシーン。
クイーンもツアーをしてアルバム作成してまたツアーに出て…それに疲れや疑問を感じたフレディが…
あの部分が、どうにもスティーブ・ペリーと重なるように感じて、いたたまれない気持ちになった。
奇しくも、クイーンもジャーニーも、リーダーはギタリスト。ブライアン・メイとニール・ショーン。
フロント・マンがボーカルのフレディとペリー。
それぞれフレディもペリーもソロ活動が成功するも、またバンドと合流はする。
なんだかその辺りが似ていて、その後がクイーンとジャーニーは違うのでこれまたいたたまれない気持ちに…
クイーンもジャーニーも、今も活動を続けているが、クイーンはアダム・ランバートとツアーをする。
クイーン+アダム・ランバートとして。
フレディへの敬意を忘れてはいない。
ジャーニーは、ジャーニーのまま。
ジャーニー+アーネル・ピネダではない。これが決定的に違うところ。
ジャーニーからはペリーは排除されていて、敬意を感じられない。敬意を払ってくれているのは、そうだな。現ボーカルのアーネル・ピネダと元ドラムス(兼ボーカル)のディーン・カストロノヴォからは感じることが出来るのだが…
ツアーは、確かに大変だろう。
この記録映画をみればよくわかるよ…
バンドの裏方にまでインタビューをとり、ジャーニーのツアーに関わる人々を記録映画として収録した「アメリカン・ツアー83」FRONTIERSのフィルム映画。
日本ではフィルムコンサートとして上映されたとのこと。私は当時見れてはいないので、レーザーディスクとVHSビデオテープでの所持。ブートのDVDもあるが、公式にはLDとVHS、VHDしかリリースされておらず。
そして、今日気づいたことがある。
ビデオのパッケージと、レーザーのパッケージ、
使用している画像が違う!
構図は同じだから気づかなかったけど、表情が違う。
新しい発見。
そういえば、ジャーニー映画化の話しはどうなったのやら?クイーンの次はジャーニーだ!とか台湾か中国かの監督が版権を獲得したとやら話題になった記憶があるのだが…どうなったのやら?
私は、ペリー在籍時JOURNEYしかまだ聴いてないからまあ、、、よくわからない。
初期から、
雲隠れ直前まで…
その間のスティーブ・ペリーを探して追っかけるだけでもまだまだ奥が深く、時間が足りないくらいなんで💦