アラフィフ女の世迷い言

大好きなのはスティーブペリー

スティーブ・ペリーとジャーニーのこと。

 

ティーブ・ペリー(元・ジャーニー)

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本名  stephen ray perry(ステファン レイ ペリー)

生年月日1949年1月22日

出身  カリフォルニア州 ハンフォード

 

以下はペリーの略歴・簡単版。

 

セコイア大学卒業、コーラス隊に所属して、バンド『アイス』、『ピーセズ』を経て自身がリードボーカルを取る『エイリアンプロジェクト』なるバンドを結成・メジャーデビュー直前でベーシストが事故死してデビュー果たせず、夢を諦めて故郷に帰り農場で働く。

その頃に、結成3年を経過したバンド『ジャーニー』のマネージャーであるハービー・ハーバートがペリーのデモテープを聴き、オーディションを行ってジャーニーに加入させた。

1977年8月、ペリー28歳でジャーニーに中途加入である。

そこからバンドは人気が出始めて3作品を送り出し、1981年の全米1位アルバム

エスケイプ』で頂点に立つ。

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さてさて、私が感動するのは、ペリーが苦労人だってとこですね。ジャーニー加入28歳ですよ?しかも一旦は夢敗れて故郷に帰って農場で働いてたのにですよ?

 

そんな状態から、既に専属ボーカルとしてロバート・フライシュマンを加入させてたのを入れ替える形式でのペリー加入ですから、さぞや肩身狭い加入だったろう(涙)と思うんですわ。

 

しかも、この加入が微妙な表現で、最初は歌わせずスタッフの親戚とゆう位置付けでツアー帯同させてたようなのでジャーニーの下働き?をやりつつ、いきなりリードボーカルに引っ張り出された?のでしょうか。

その辺りの時系列、詳しいかたいらっしゃいましたら教えて下さい。

 

そんな苦労人のペリーだからか、初期のパフォーマンスは極めて地味で控えめだと思います。

全米1位になるまでは、さぞかし孤独だったろうな、と。


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そもそも、ジャーニーというバンドは、ギターのニール・ショーンのために組まれたバンドですもんね。ペリーは新参者扱い。

 

孤独を感じながらツアーに次ぐツアーで、メンバーと楽曲も作ってレコーディングして、またツアーに出て。

いざ1位になればなったで、さらに過酷なスケジュールでツアーが組まれて。

 

それは、ソロになりたい気持ちが出ても否定は出来ないよね、と思いますね。

ソロ作品出してみたら、そこそこちゃんとヒットしたようで、ますますソロになりたくなっただろうなと想像するのです。

そこに、USA  フォー アフリカ のプロジェクトがあり呼ばれてソロパートもあった。。。ペリーは才能あるし、今までが控えめ過ぎてたからちょっと意見をしてもワガママととられてしまう、メンバーと溝が深まる、そんなこんなで燃え尽きてしまい86年末の脱退だったのだろうな…と。

10年後の再結成までに、94年のセカンドソロを出すまでほぼ雲隠れしちゃったペリー。

命の洗濯には相当の時間を要するということだったんでしょうね。

 

96年にせっかく再結成してスタジオアルバムを制作したものの、怪我をしたペリーがツアーに出れないからとバンドから脱退を迫られ脱退に応じた…

 

バンドはその後、新たにリードボーカルを入れてツアーに出て、ペリーとジャーニーは袂を別ってしまい二度とペリーはジャーニーに戻らなかった。

 

と、この流れを知った一昨年末からもう、ペリーの心情を思うと、復帰ソロ3作品目の『トレイシズ』を聴くと切なくなり、ソロ2作目の『Anyway』を聴くと涙は出るし、一回目の脱退直前の『レイズド・オン・レイディオ』の『Why Can't This Night Go On Forever』を聴くと涙も鼻水も止まらない…となるように。

 

ジャーニーの楽曲は大好きです。

 

ロディアスで、キャッチーな曲。

ハードっぽいロック調な曲。

スローでバラード重視な曲。

初期のダブルボーカルの曲。

加入直後のプログレっぽい曲。

 

それもこれも、ティーブ・ペリーが歌っているから好きなんだな。

 

変化していくペリーのボーカルだから、聴きたくなるんだな。映像は、あの声と、あのペリーの眉毛と瞳と鼻と、下手っぴな地団駄ステップ?を観たいんだな。

 

純粋にジャーニーが好きだったら、リードボーカルがスティーブ・オゥジェリーに代わって、ジェフ・スコットソートに代わって、現在のアーネル・ピネダまで聴けるんだろうな。

私のキッカケが、既に後追い・ペリー復帰からだから…なかなかペリー以外を聴くまでに至らない。

この3連休で

『All The Way』を聴いた。オゥジェリーが上手くジャーニーサウンドを歌ってた。いい曲だった。

でも、ペリーじゃなかった。

 

『After All These Years 』も聴いた。

アーネル・ピネダは上手だし、彼もとっても苦労人。ペリーを彷彿とさせる。

でも、ペリーじゃなかった…。