昨年末に上げようと思ってた記事を出し損ねてしまった。仕事が忙し過ぎるのはやはり余裕がなくなる。
仕事納めの日、上司と二人で蕎麦屋プチ飲みをした。
話題は仕事のことばかり。
私は昭和人間なので仕事話飲み会も全く苦にならない。が、おそらく最近の若い後輩とかは辛いかも知れない。今は、時間外に飲み会なんてコロナ自粛がなくてもほぼ無理だ。そういう時代になったのだ。
いずれにせよ密になるのを避けるべく、たった二人でいわゆる「サシ飲み」。
と、上げ損ねの記事は短めにカットして…
大晦日から本日元旦にかけ、ずっとペリーのソロばかり聴いている。
ファーストの「ストリート・トーク」から
幻セカンド「アゲインスト・ザ・ウォール」、
次作「フォー・ザ・ラブ・オブ・ストレンジメディスン」、
カムバックソロ「トレイシズ」、
最新作「トレイシズ・オルタネイトバージョンズアンドスケッチズ」。
私はそれぞれの時期にリアルタイムで聴いていた訳ではなく、全部をペリー復帰後にまとめて聴いている。
ジャーニーもしかり。
なので短期間でアルバムを聴き込んだから、アルバム毎の声質変化がさらによくわかる、それはペリーがジャーニーでどれだけハードにライブツアーをこなしたかの証明だと思っている。
ペリー加入からの初期3部作は、甘い超絶ハイトーンを惜しげなく披露しているが、初めて全米ナンバーワンを獲った「エスケイプ」ではミックスボイスを織り交ぜて透明感ある歌声になり、その後は高音を抑えファルセットとフェイク多用の歌唱になってゆく。
ペリーのソロは、初期の声質からはとうに脱皮した後に発表された。
だからなのか?
ソロだから、ペリー色だからなのか?
軽く、よりAORな楽曲に感じるが、常に陰を纏っているように思う。
そんな中でもその歌唱変遷で感じるのが、「息づかいとシャウトがとても上手」ということ。
それを顕著に感じる佳曲は、「フォー・ザ・ラブ・オブ・ストレンジメディスン」に収録された「チューズデイ・ハートエイク」だと思う。
この楽曲は終始息づかいをハッキリと感じるし、終盤にはスローな曲調のなかでシャウトをするという離れ技を、繰り出してくるのだ。
ホントに、聴くたびに胸にグッとくる…
息をのむほど成熟したカッコ良さには参った、降参!
ソロプロジェクトの孤独を抱えた大人のボーカリストは、この後にジャーニーへ再合流するもののまた長い隠居に突入するのだ。
だからホントに…今はカムバックしてアルバムを出したことは奇跡。戻る力となるべく出会いは、ペリー自身が見つけたものだし、傷がようやく癒えてのこと。
今年またアルバム発表があるかも知れないらしく、世界的にもコロナでライブ壊滅、アーティスト受難は続くだろう。日本に来てほしいしステージをこの目で見たいが、なかなか難しそう。
だから、またステージで歌う日まで健康に暮らしていて欲しいな。
このブログを読んでくれるコアなペリーファンの皆様、今年も世迷言にお付き合い下されば幸いです…