JOURNEY and QUEEN the Only 2 Bands Ever to Attain more then 1 Billion Streams individually for “Dont stop Believin” and “Bohemian Rhapsody” Cheers Friends ♾ pic.twitter.com/PdCa1nWIlR
— NEAL SCHON MUSIC (@NealSchonMusic) 2021年2月25日
https://twitter.com/NealSchonMusic/status/1365064482758664193?s=09
もう1週間ほど前になるけれど、ニール・ショーンがTwitterに出したものが上記です。
音楽定額配信サービスを扱う「Spotify」で、再生回数が10億回の突破を記録したバンドは現在、
「QUEEN」と「JOURNEY」だけとのことです。
JOURNEYのリーダーでありリードギタリストのニール・ショーンの自己申告ですが、まあ間違いはないのでしょう。「バンドは」とあるからして、ソロアーティストとしてはそれを超える記録保持者もいるのかも知れません。
JOURNEYの当該楽曲はもちろん、「Don't Stop Believin'」ドント・ストップ・ビリーヴィンです。
ちなみにQUEENの楽曲は「Bohemian Rhapsody」ボヘミアン・ラプソディですね。
両曲とも、当該バンドの代表曲であり記録達成に不思議はありません。
私は音楽定額配信サービスを利用しておらずその偉業を押し上げるような貢献は何一つ出来てはいないけれど、まずはすごい記録を達成したことに敬意を表したいですね。
Spotifyに楽曲提供しているアーティストや作品が数多あるなかで、バンドとしてQUEENに並ぶとは、JOURNEYの底力を感じるし、作品としてQUEENもJOURNEYも、両曲が世界で愛されているのだと思います。
そして、このふたつのバンドに共通することは、「現在のリードボーカルは当時のリードボーカルではない」ことです。
リードボーカルが交代しても、バンドが存続していることは一定の偉業としてこれまた敬意を払いたいです。
しかし、再生回数10億回を叩き出すのはやはり、「当時のオリジナル」であり現在のボーカルが歌うバージョンではありません。尤も、両バンドとも新ボーカルによる当該曲のシングルリリースはしておらず、当然といえば当然ですね。
QUEENのフレディ・マーキュリーは亡くなっているので歌うことは出来ないし、JOURNEYのスティーブ・ペリーは脱退して現在はソロ(長い隠居を経てのカムバック3年目)なのでバンドをバックに歌うことはやはり出来ない。何とも切ない気持ちになります。
オリジナルに勝るものはない、と分かっているのです。楽曲の製作者もファンも、みんな分かっているのです。今となってはオリジナルボーカルが歌えない・歌わないからこそさらに価値があるのかも知れません。
以前私は記事に、スティーブ・ペリーより歌が上手いボーカリストはフレディ・マーキュリーくらいしか思い付かない…と書きましたが正にその通りだなと…。
フレディ・マーキュリーと、スティーブ・ペリーの歌唱だけを、聴き比べたYou Tubeも発見したがなるほど、互角に張り合えてる気がするのです。
推しの欲目でしょうか?
未聴であれば是非聴いてみて下さい、興味深いです。
Freddie Mercury VS Steve Perry (Vocal Battle)
もう聴くことは出来ないでしょう当時のラインナップによる演奏と歌唱。
それでも名曲は、残り続けることが出来ます。
それが彼らへの最大の賛辞になるでしょう。
音楽配信サービスでのアーティストへの報酬配分については、思うことがあるのでまた別の機会に記事にしようと思います。