スティーブ・ペリーに夢中になって以来、ちょいちょい自問自答している。
「一体全体、どこがそこまで好きになる要因だったの?」と。
まず第一は、やっぱり歌声だよね。
誰も真似出来ない領域の歌声。
ペリー自身の最大の魅力は歌声。
全盛期の歌声は、誰も真似出来なかっただろう。
低音から高音まで実に音域が広く、高音はホイッスルボイスまで操れる。ペリーはボイストレーニングは受けずにデビューしたようで、あれは全部オリジナル(サム・クックの影響は多分に受けたであろうが)の歌声であり、負担がかかり過ぎた故の声質変化を、表現力でカバーしてゆく。とにかく歌声が素晴らしい。
第二には、容姿?
アメリカ人なのに、何か異国情緒ある。艶やかな黒髪のせいか、高い鼻筋のせいか。
また、見方によってはアメリカンネイティブにも見えてくる。顔立ちも雰囲気もわざと寄せてるようにも思われる。
瞳はヘーゼルのようだし(写真によりかなり色が違う)ブラウンかな?と最初は思っていたがどうも違う、ヘーゼル寄りのアンバーか?。
初期の記事にも書いたけど、ハの字眉もポイント高し。カッコよいしキュートだし可憐にも見えたり、でもヒゲちゃんと生えてる。
のに、胸毛ないときたなら…💦それは何故?
不思議でならない。意外と胸板厚いハト胸で、肺活量スゴイんだろうなって思わせてくる。
第三は、やっぱり人間性だね。
アーティスト、ボーカリストといえども人間。
こだわり抜き、真面目に音楽に向かうあまりに偏屈とか気難しいと判断される。派手に暮らすよりも、好きな人や家族と安らかに過ごしたい。
自分に嘘はつきたくない…
そのためには、リセットするしかないと全てを手放す…思い直すが、やっぱり上手くいかない。
成功したって、ずっとそれが続くわけではないから。その時期に応じて世間と距離を置いたり、愛するひとを見つけたり、実に人間くさいひとだなと。
トップボーカリストだったのに、スタジアムの観客席からタオル振りながら野球応援したり。
いろいろ魅力的なんだよね、やっぱりね。
ペリーは72才になったけど本人曰く、62才と思うことにすると。お茶目だし、気持ちがもう若いし!!
存在自体が私にとっては奇跡のひと。
だから大好きで好きで仕方ない。